開発・経済プログラム
開発・経済プログラム

開発・経済プログラム

世界共通のツールを手にして多様な問題にチャレンジ

経済学という世界共通、そして応用範囲の広い分析ツールを初歩から教育し、国内外の開発協力やビジネスの現場で活躍できる人材を養成します。卒業生は実務の場だけでなく、政府系シンクタンク、大学などの研究教育機関でも活躍しています。

教員からのメッセージ

樹神昌弘先生

准教授

樹神昌弘

私は本研究科の教員ですが、卒業生でもあります。1997 年に開発・経済プログラムを修了しました。本プログラムで開発経済学の基礎を習い、外部の研究機関でも鍛えられた後、母校に教員として帰ってきました。私の実体験からも分かるように本プログラムでは、経済学を基礎から研究者水準の内容まで学ぶことができます。加えて、教員の途上国経験が豊富なため、経済理論だけでなく、途上国経済の現実についての知識にも触れることができます。この点は本プログラムの特徴の一つと言えるでしょう。

院生からのメッセージ

田口充樹さん

博士前期課程

田口充樹

GSICS の魅力は、大きく 2 点あると思います。第 1 に、国際協力に関して幅広い授業を受講できることです。経済学、国際法、国際学、法学、政治学など、様々な学問を学び、国際協力について理解を深めることができます。第 2 に、留学生との交流です。GSICS では学生数の半数を留学生が占めているので、日常的に異文化に触れる機会に溢れています。こうした留学生との交流を通じて、多様な価値観を養うことができるのは、GSICS の大きな魅力です。

ねらい

皆さんがこのパンフレットに目を通すわずか 10 分たらずの間に、世界では 260 人以上の乳幼児が栄養失調や貧困のために命を失っているという事実があります。その大半は開発途上国の乳幼児です。このような現実を何とかしたいと考える人は少なくないでしょう。しかし、情熱だけで現実を変えるのは困難です。

本プログラムは、情熱ある人材に経済学という道具を提供することを目的としています。経済学の知識は国際機関、援助機関、NGO、コンサルタント会社、調査研究機関等で役立ち、また、開発・国際協力以外の分野でも強力な武器です。

もちろん、現実の諸問題が常に経済学だけで解決できるわけではありません。私たちは、他のプログラムと相互浸透的なカリキュラムを構築し、経済学を共通の土台として、法学、政治学、国際関係論、そして地域研究などを横断する学際的な教育・研究活動を行っています。多様な分野を知ってこそ経済学への理解も深まり、実践に活用することができるからです。

特色

国際協力分野の仕事につこうとするならば、開発過程に特有の政治・経済・社会状況などに通じているだけでなく、経済学全般の深い知識をもたなければなりません。経済学の理論的フレームワークと、その実務への応用能力を涵養するため、以下のような特色をもつカリキュラムを展開しています。

1. 共通のツールとしての経済学を初歩から国際的に通用するレベルまで教育します
2. 経済学部出身者に限らず、多様なバックグラウンドを持つ人材に門戸を開いています
3. 上記のふたつを前提としたカリキュラムを用意しています。学部レベルの内容から始め、徐々に難易度を高めていく構成になっています
4. 国際協力に関する政策やプロジェクトの立案・評価に関する応用科目を広く提供し、経済学の分析の中でも、実証的な手法の教育を重視しています
5. 国内外の開発・金融機関の現場で働く実務家による講義をとり入れています
6. 実習の場として、開発途上国でのフィールドワークの機会をできるだけ提供するようにしています

開発・経済プログラム

カリキュラム (博士前期課程)

授業科目 単位
開発経済論 I 2
開発経済論 II 2
経済協力論 2
開発金融論 2
開発経済論特論 2
開発経済論演習 4
社会開発論 2
地域開発論 2
環境資源経済論 2
開発政策論特論 2
開発政策論演習 4
開発ミクロ経済学 I 2
開発ミクロ経済学II 2
開発マクロ経済学 I 2
開発マクロ経済学 II 2
統計的方法 2
授業科目 単位
計量経済分析 4
開発計画論特論 2
開発計画論演習 4
国際構造調整論 2
国際金融論 2
国際構造調整論演習 4
比較経済発展論 2
比較経済体制論 2
比較経済発展論演習 4
地域経済論 2
地域経済特論 2
地域経済論演習 4
日本経済発展論 2
日本社会経済論 2
日本経済論演習 4

①この表以外の研究科提供科目や認められた他研究科等の授業科目を 30 単位取得し、修士論文を提出して最終試験に合格することが、前期課程の修了要件です。修士論文は英語による執筆も認められます

②演習は 8 単位を取得することが必要です

③演習以外の授業科目は 22 単位以上取得することが必要です

④修士 (経済学) の学位を取得するためには、開発ミクロ経済学 I と開発マクロ経済学 I を履修し、単位を取得しなければなりません

⑤リサーチペーパーをもって修士論文に代えることができます。修士論文、リサーチペーパーともに英語による執筆も認められます

教育プログラムについて

博士課程前期課程

博士課程後期課程

教員紹介

シラバス一覧