国際学プログラム
国際学プログラム

国際学プログラム

国境を越えて地球社会のさまざまな課題に挑戦できる高度な知的専門家をめざす

グローバル社会における紛争、政治、協力やそれらにかかわる様々なアクターの理解をベースに、開発政策・事業の立案実施、保健医療、教育、農村開発、防災、貧困問題、安全保障、民主主義、社会正義、人権・人道、環境など、日々変化する地球社会の多様な課題を広い視野と高い学識をもって、実務あるいは研究の現場で考え、行動する人材を養成します。

教員からのメッセージ

西谷真規子先生

准教授

西谷真規子

国際関係論をベースに、グローバル・ガバナンスのメカニズムをアクターの多様性と規範に着目して理論的に分析しています。

国際政治は国家のみが動かすものではなく、国際機構、市民社会、企業等の多彩なアクターによって作られた様々なルール・規範や制度によって運営されています。

人権、環境、開発等の分野ではとりわけこのような多様性が際立っていますが、多様な制度やアクターが相乗的に機能して問題解決を促進する場合もあれば、逆に競合して事態を難しくしてしまうこともあります。

相乗性・相補性を高めつつ競合性を調整し、いかに制度の実効性を高めていくか。一緒に考えてみませんか。

院生からのメッセージ

沼澤建さん

博士前期課程

沼澤建

GSICSの魅力の一つは「理論と実践の融合」を実感できることだと思います。GSICSでの講義でインプットした理論を、研究活動やインターンシップ等の機会を通じてアウトプットすることができるからです。

また、海外の著名な教授・実務家の講演も日常的に行われており、非常に勉強になります。

加えて、日本人学生のみならず留学生も大変優秀な方が多く、特に留学生には彼らの文化背景も伴って、日々刺激を受けています。

ねらい

本プログラムは、国際関係論、平和研究、開発運営論、教育開発論、保健医療、都市問題、リスクマネジメントといった広範囲な領域に目を配りながら修士(国際学)が得られるようにしました。社会科学の実践的・理論的基礎と大局的知識を同時に深めていくことで、国際協力活動に積極的にコミットできる専門家・研究者の養成をめざしています。

また、本プログラムのカリキュラムは、開発・経済、国際法・開発法学、政治・地域研究の各プログラムと一体化された形で構成されているので、それらの基礎をふまえたうえで、人間開発・平和研究といった学際的研究を深めることができます。

特色

本プログラムの大きな特色は、人間開発(貧困削減、参加型開発、教育開発、保健医療、開発とジェンダーなど)、平和研究(紛争解決、平和構築、信頼醸成、人間の安全保障、平和教育など)といった領域の諸問題を、従来のディシプリンの枠を超えた形で総合的に研究する能力を養成することにあります。脱国境化の急速な進展に伴って複雑化する社会問題について考察を深めていくためには、経済学、法学、政治学といった旧来のディシプリンごとの境界を超え、学問横断的に検討していくことも時には必要となっています。また防災については、 都市安全研究センター との連携により、防災・震災復興に関する文理融合的な専門教育プログラムを提供しているところです。

本プログラムがめざしている学際的な教育・研究の推進は、そのような時代の要請に応えようというものです。もちろん、学際的な研究を進めるにあたって、従来のディシプリンの基礎的知識の習得も必要不可欠です。そうした観点から、他の教育プログラムと連携した社会科学の基礎的カリキュラムも同時に用意しています。つまり、学問的基礎を固めながら、関心ある問題の学際的な事例研究や理論研究を可能にする点に、本プログラムの特徴があります。

本プログラムの修了生は高度な学術的専門性と高い実践力を身につけ、大学・研究機関や国連機関、世界銀行、アジア開発銀行、国際協力機構(JICA)などの開発援助機関、国・地方行政、マスコミ、一般企業、開発コンサルタントやNGO職員等、開発や国際交流のスペシャリストとして世界中で活躍しています。

国際法・開発法プログラム

カリキュラム (博士前期課程)

授業科目 単位
トランスナショナル
  関係論
2
グローバル政治論Ⅰ 2
グローバル政治論Ⅱ 2
環境地球工学 2
国際安全保障論 2
援助行政論 2
トランスナショナル
  関係論特論
2
トランスナショナル
  関係論演習
4
開発運営論 2
開発評価論 2
人的資源開発論 2
アフリカ経済 2
アフリカ政治論 2
開発人類学 2
環太平洋近現代史 2
PCM方法論 2
開発社会調査論 2
授業科目 単位
開発運営論特論 2
開発運営論演習 4
比較教育計画論 2
比較教育発展論 2
教育開発論 2
教育開発評価論 2
教育協力論演習 4
国際保健医療論 2
感染症対策論 2
疫学・公衆衛生学概論 2
保健医療論演習 4
国際変動論 2
国際援助政策 2
国際変動論演習 4
都市・地域計画 2
国際防災論 2
環境文化形成論 2
水環境管理計画論 2
都市環境論演習 4

①この表以外の研究科提供科目や認められた他研究科等の授業科目を30単位取得し、修士論文を提出して最終試験に合格することが、前期課程の修了要件です。

②演習は8単位を取得することが必要です。

③演習以外の授業科目は22単位以上取得することが必要です。

④修士(国際学)の学位を取得するためには、研究計画に応じて指示される 開発政策特別コース の英語科目2科目4単位を履修し、単位を取得することが必要です。

⑤1年間で課程を修了する場合は、リサーチペーパーをもって修士論文に代えることができます。修士論文、リサーチペーパーともに英語による執筆も認められます。

教育プログラムについて

博士課程前期課程

博士課程後期課程

教員紹介