神戸大学

神戸大学大学院国際協力研究科(GSICS)

タイ司法省タワチャイ副次官一行が来訪、金子由芳教授他の講義・視察を行いました

2013 年 5 月 1 日

2013 年 4 月 22 日(月)、タイ司法省より、タワチャイ副次官をヘッドにタイ各地の司法局長らの一団 37 名が神戸大学を来訪、「日本のインフィーマル・ジャスティスと ADR」をテーマとする研修を受講しました。一行は、金子由芳教授、および元・大阪高裁裁判長の赤西芳文氏による専門講義を受講、活発な質疑応答が飛び交いました

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その後、一行は、神戸家庭裁判所、兵庫県弁護士会、法務省法務総合研究所国際協力部を訪問し、有意義なフィールドワークを実施しました。なかでも神戸家庭裁判所の訪問においては、裁判・審判制度と連結された日本特有の調停制度について理解を深めるために、現職裁判官による講義、また調停室や科学調査室などの施設を見学し、担当官の説明に熱心に耳を傾け、質問を浴びせる積極的な研修態度が印象的でした。また兵庫県弁護士会では民間 ADR の実態と課題を学びました

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タイでは地方レベルにおいて、市民生活に密接な紛争解決制度の整備が期待されており、今回の神戸大学における研修が、そのような同国の法制度整備に何がしか資するならば光栄なことです

文責: 金子由芳 (教授・アジア法)

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