教員紹介

赤星 聖 (あかほし しょう)

略 歴

研究課題

国際制度論,グローバル・ガバナンス論,難民・避難民研究,人権・ 人道

国際関係論をベースとしつつ,グローバル・ガバナンス論と呼ばれる,国家だけでなく,国際機構,非政府組織(NGO),企業,個人が,それぞれの立場,利益をどのように調整,克服し,グローバルな課題を解決するために協力しているのかについて研究しています. 現在特に関心のある分野は,人道支援や開発支援,環境問題を事例として,国際機構がその他のアクターの協力を引き出すために,どのような調整メカニズムを利用しているのかに関してです.

おもな著作

ひとこと

国際協力研究科(GSICS)を志望されるみなさんは,現在生じている国際問題の「解決」に関心があるのだと思います. しかし,いきなり解決法を探すのではなく,(1)その国際問題の「構造・背景」とは何か,(2)そしてその問題が生じている「原因」はそもそも何なのかを明らかにしなければ,根本的な問題解決は難しいものとなります. 国際関係論を含む政治学的なアプローチは,これら(1)(2)に取り組むものです.大学院の学びを通して,じっくりと腰を落ち着けてこれらの課題に取り組んでみませんか. 加えて,演習(ゼミ)では,留学生との議論を通して,英語の運用能力と論理的に説明できる力を涵養することも試みています.

オフィスアワー・連絡先

研究相談等を希望する場合は,事前にメールで相談してください.授業終了後にも相談を受け付けます.
sakahoshi[at]harbor[dot]kobe-u[dot]ac[dot]jp