教員紹介

ロニー アレキサンダー

略 歴

研究課題

国際関係論・平和研究の広い文脈のなかで, 「いのち」 と 「安全」 をキーワードに,ジェ ンダー・セクシュアリティ・平和・暴力が交差する事例を批判的に見ていくことにしています。長年太平洋島嶼国における 「内発的安全」という研究テーマの中で,核問題,軍事化,ジェンダーと平和・紛争,軍事基地と性暴力,セックスワークと言った課題を取り上げてきました。最近は特にグアムと沖縄におけるジェンダーと軍事化を中心に研究しています。被災地での活動をきっかけに、安全・安心におけるナラティブ、アートなどの想像的表現、や感情、身体に焦点を当てています。また、2006 年に立ち上げたポーポキ・ピース・プロジェクトは、平和研究の実践の場として、平和教育や平和活動を行っています。自作のバイリンガル絵本 『ポーポキ, 平和って,なに色?』や『ポーポキ,友情って,なに色?』 を活用しながら,平和のためのワークショップなどを開催します。また、東日本大震災直後に始めた「ポーポキ友情物語」活動も継続しています。ポーポキ・ピース・プロジェクトの活動に多くの学生や市民が参加しています。

おもな著作

ひとこと

平和ってなんだろう。生き物はどうすれば安心して,安全に暮らすことができるのか。私の研究には,ホッキョクグマもマグロも人間も登場します。もちろんねこも。これらの 「当事者」 を結ぶのは,「安全」 と「安心」の追求だと考えます。多様な者同士は,どのようにすれば平和を実現できるか。お互いの多様性をどのようにすれば楽しめるのか。こういった疑問を学生と一緒 に考えたり,学生から学んだりするのが私にとってとても楽しい!教室に中だけではなく、ポーポキ・ピース・プロジェクトの活動も多くの学生と一緒にできることを楽しみにしています。

オフィスアワー・連絡先

alexroni(at)kobe(hyphen)u(dot)ac(dot)jp