藤田 誠一 （ふじた せいいち）
略 歴
- 神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程中退
- 神戸大学経済学部助手，講師，助教授を経て
- 現在，神戸大学大学院経済学研究科教授
研究課題
- 国際通貨・国際通貨システムに関する研究
- 欧州単一通貨ユーロの国際的役割に関する研究
- 今後のアジアの通貨制度に関する研究
おもな著作
- 「国際通貨制度の変貌と改革」 日本国際経済学会編 『IT 時代と国際経済システム』 有斐閣，2002．
- 『現代国際金融論（第 4 版）』（共編著）有斐閣，2012 年
- 『国際金融理論』（共編著）有斐閣，2008年
- 『ユーロと国際通貨システム』 蒼天社出版，2003 （共編著）．
- 「グローバリゼーションとユーロ登場の意味」 村本孜編 『グローバリゼーションと地域経済統合』 蒼天社出版，2004．
- 『欧州中央銀行の金融政策とユーロ』 有斐閣，2004 （共編著）．
ひとこと
私の専門は金融ですが，金融が注目される時代はあまりよい時代ではありません。日本のバブル，あるいは最近の通貨危機もある意味で金融が引き起こした問題です。金融は実物経済の下部 （付属物） であるべきだという意味ではなく，金融と実物経済のバランスが重要だという意味です。世界経済においても両者のバランスが重要です。
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