木村 幹 (きむら かん)
略 歴
- 京都大学大学院法学研究科修士課程修了
- 博士 (法学) (京都大学)
- 愛媛大学助手,講師,韓国国際交流財団研究フェロー,ハーバード大学客員研究員,高麗大学校客員研究員世宗研究所客員研究員,オーストラリア国立大学客員研究員,ワシントン大学客員研究員等を経て
- 現在,神戸大学大学院国際協力研究科教授, NPO法人汎太平洋フォーラム理事長
研究課題
朝鮮半島における具体的な歴史的経験を通じて,私達の世界において文化やイデオロギーがどのような役割を果たしているのか,そしてそれは各国の政治にどのような役割を果たしたのか,を研究しています。近年は,研究対象となる時代と場所を,主として 1980 年代の韓国に移し,それ以前の歴史的状況がどのように彼らの行動を規定したのか,を明らかにすることにとりくんでいます。
おもな著作
- 『朝鮮/韓国ナショナリズムと 「小国」 意識』 ミネルヴァ書房,2000 (第 13 回アジア・太平洋賞受賞).
- 『韓国における 「権威主義的」 体制の成立』 ミネルヴァ書房,2003 (第 25 回サントリー学芸賞受賞).
- 『朝鮮半島をどう見るか』 集英社新書,2004.
- 『高宗・閔妃』 ミネルヴァ書房,2007
- 『民主化の韓国政治』 名古屋大学出版会,2008
- 『韓国現代史』 中公新書,2008
- 『近代韓国のナショナリズム』 ナカニシヤ出版,2009
ひとこと
政治学,と聞くと,何だか堅苦しいイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし,政治学ほど,人間とは何か,ということを教えてくれる学問も少ないように思います。そんな政治学の醍醐味に触れてもらえれば,と思います。詳しい情報については,是非,個人ホームページをご参照ください。
オフィスアワー・連絡先
研究室に来る場合は、事前にkan_kimura[at]yahoo[dot]com にメールを送り、日程を確認すること。
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