教員紹介

近藤 民代 (こんどう たみよ)

略 歴

研究課題

1 ) 豊かで安全な住環境を創造・再生・保全する地域生活空間の計画論の構築
居住者自身が住環境を創造・維持・保全する主体として成長することが、豊かで地域性あふれた居住環境を創出するためには必要です。
地域に根差して、地域住民が主体となって居住環境をデザインするコミュニティ・アーキテクチュアの研究を行っています。

2 )広域巨大災害における住宅復興に関する研究
持続可能な居住環境の形成と被災者の生活回復を可能にする住宅復興のかたちを追究します。
住宅復興のかたちを決めるのは、住宅復興の意思決定と再建の主体、居住地の移転、住宅の開発形態などです。
災害による被害を最小限に抑える備えをすること、そして多様な住宅復興の選択肢を選びとれる環境づくりを事前に進める「事前住宅復興」という側面からも研究をしています。

おもな著作

ひとこと

復興とは減災サイクルの中の一つのフェーズです。災害後だけでなく、災害前から復興の計画、制度、システムについて考えて復興への備えを進めていくことが大切です。予防や応急対応に留まるのではなく、復興を含めた減災計画論について学んでほしいと思います。

オフィスアワー・連絡先

tamiyok(at)people.kobe(hyphen)u(dot)ac(dot)jp