増島 建 (ますじま けん)
略 歴
- 東京大学大学院法学政治学研究科 (法学修士),
- パリ第一大学 (D.E.A.) にて国際政治史を専攻。
- 経済協力開発機構 (OECD) 援助政策審査部,在フランス日本大使館専門調査員,
- 1996 年に帰国後,獨協大学法学部専任講師,同助教授を経て,
- 2002 年より神戸大学大学院法学研究科教授 (国際関係論)。
研究課題
- 先進国・途上国関係の歴史的展開
- 開発援助政策の比較研究
- 紛争と開発援助の役割
- 地域統合と開発の役割
- 国際組織における理念の変化
おもな著作
- 「民主化支援と援助:DAC (開発援助委員会) における議論から」 『アジア経済』 36.3,1995.
- 「フランスの対アフリカ政策の新展開:冷戦後世界への適応」 『獨協法学』 43,1996.
- Good Governance at the Development Assistance Committee: Ideas and Organisational Constraints. In Global Instittutions and Development, ed. Morten Boas and Desmond McNeil. 2004.
ひとこと
国際協力の分野は,他の分野よりも行動 (倫理観・正義感に裏打ちされた) が前面にでてきます。しかし大学では,一歩ひいて現在の国際協力体制がどのように形成され,どのような問題を抱えているのかを学問的に検討するいい機会だと思います。