簑原 俊洋 (みのはら としひろ)
略 歴
- カリフォルニア大学デイヴィス校卒
- 神戸大学大学院博士後期課程修了
- 博士(政治学)
- 日本学術振興会特別研究員を経て
- 現在,神戸大学大学院法学研究科教授
研究課題
- 移民問題をめぐる戦前の日米関係・政治外交史・情報史
- 開戦期における日英米情報戦 (SIGINT)
- ポーツマス講和会議と日露戦争後の日本外交(小村寿太郎研究)
- ローズヴェルト=タフト政権時のアメリカの東アジア外交
- フーバー政権時の国務省極東部と日米関係・政治外交史・情報史 (知日派の形成過程)
おもな著作
- 『排日移民法と日米関係:「埴原書簡」の真相とその「重大なる結果」』 岩波書店,2002.
- 「日米暗号戦争と政策決定への影響:なぜ「情報」は活かせなかったのか」 『外交フォーラム』 174:76-81,2003.
- Influence of Patriotism on American Foreign Policy. Kobe University Law Review 37: 19-30, 2003.
- 「日露戦争と列強への台頭:小村外交と大陸国家への道」 『国際問題』 546:7-22,2005.
- 『カリフォルニア州の排日運動と日米関係:移民問題をめぐる日米摩擦,1906〜1921 年』 有斐閣,2006.
- 「ポーツマス講和会議と小村外交:東アジアにおける日本の台頭と日米関係」 『神戸法学年報』 22:59-95,2006.
ひとこと
現在日本を取り巻く国際情勢は,決して楽観視することはできません。安定と安全を維持するためにも,日本外交の進むべき道について共に考えていきましょう。
オフィスアワー・連絡先
初回の講義にて通知する。なお、本講義はTAも予定されている。