中原 雅人 (なかはら まさと)
略 歴
- 神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程修了
- 博士(政治学)(神戸大学)
- 中華人民共和国恵州学院外国語学部日本語学科講師、神戸大学大学院国際協力研究科特命助教を経て
- 現在、神戸大学大学院国際協力研究科 助教
研究課題
戦後の日本社会において、軍事的なものへのタブーが薄まっていく過程を研究してきました。最近は、2022年のウクライナ戦争勃発以降、日本の防衛政策がいかに変化し、日本人の防衛に対する意識がいかに変化したのかについて関心があります。
おもな著作
- 「防衛協会・自衛隊協力会に関する一研究――1960年代の全国的設立を中心に」『次世代人文社会研究』(日韓次世代学術フォーラム)第17号、2021年3月、23~41頁。
- 「1960年代における財界人の自衛隊支援活動の一例――大阪防衛協会を中心に」『立命館平和研究』(立命館大学国際平和ミュージアム)第22号、2021年3月、95~115頁。
- 「財界人による防衛思想の普及活動――1960年代の東京都防衛協会を中心に」『国際協力論集』(神戸大学)第29巻、第1号、2021年7月、165~187頁。
- 「三八豪雪と自衛隊――一九六〇年代の自衛隊の印象に関する一考察」『戦争社会学研究』(戦争社会学研究会)第6号、 2022年6月、200-219頁。
ひとこと
日本の防衛や自衛隊に関する研究を行いながら、自分なりに国際協力のあり方を模索しております。
その一つとして、日本研究や日本語教育を通じて留学生や海外の大学との交流を深めてきました。国際協力には様々な形があります。みなさんも国際協力研究科で自分に合った国際協力のあり方を見つけてみませんか。
オフィスアワー・連絡先
水曜日15:10-16:40
masato74[at]people.kobe-u.ac.jp