岡田 陽平 （おかだ ようへい）
略 歴
- 京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了
- 博士（法学）（京都大学）
- 京都大学大学院法学研究科特定助教を経て
- 現在，神戸大学大学院国際協力研究科准教授
- この間、マックス・プランク比較公法・国際法研究所客員研究員
研究課題
国際責任法、国際機構法、国際人権法、国際の平和と安全の維持に関する研究。
おもな著作
- 'Effective Control Test at the Interface between the Law of International Responsibility and the Law of International Organizations: Managing Concerns over the Attribution of UN Peacekeepers' Conduct to Troop-Contributing Nations', Leiden Journal of International Law, vol. 32(2) (2019, forthcoming).
- 「国際司法裁判所による慣習法の認定を巡る近年の議論について」『国際協力論集』第26巻2号（2019年）125-49頁（高田陽奈子・阿部紀恵と共著）
- 'Interpretation of Article VIII Section 29 of the Convention on the Privileges and Immunities of the UN: Legal Basis and Limits of a Human Rights-based Approach to the Haiti Cholera Case', International Organizations Law Review, vol. 15(1) (2018), pp. 39-76.
- 「国際機構の裁判権免除と裁判を受ける権利：欧州人権裁判所判例法理の分析」『国際協力論集』第24巻2号（2017年）15-37頁
- 「国連安保理の授権に基づいて活動する多国籍軍の行為の帰属：国連平和維持軍と多国籍軍の伝統的二分論再考」『法学論叢』第177巻1号（2015年）141-61頁、第177巻2号（2015年）94-116頁
ひとこと
国際社会はあまりに複雑で、漫然と眺めていてはその中で主体的に行動することはできません。安全保障や人権、経済、あるいは環境、どのような分野であれ、国際社会が直面している問題を把握しその解決方法を模索する際、多くの場合、国際法は適切な出発点となります。皆さんが、われわれと共に国際法を学ぶことで、そのような問題に取り組む力を体得できるようなプログラムを目指しています。
オフィスアワー・連絡先
毎回授業終了後に質問を受け付ける。それ以外の時間帯を希望する場合は事前にメールで確認すること。
okada[at]port.kobe-u.ac.jp
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