四本 健二 (よつもと けんじ)
略 歴
- 関西学院大学法学部 卒業
- 名古屋大学大学院国際協力研究科博士課程修了 博士 (学術)
- 日本ユニセフ協会 勤務 (1985〜1992)
- JICA専門家(カンボジア法整備支援) (1997〜1998)
- カンボジア議会総選挙国際合同選挙監視団員 (1998)
- 名古屋経済大学法学部 助教授 (1998〜2007)
- 現在,神戸大学大学院国際協力研究科 教授 (2007〜)
研究課題
カンボジア法研究。比較憲法学の見地からカンボジアにおける人権の国際的・国内的保障に関する研究を行っている。また,カンボジアにおける民主化,司法改革,行政改革の分野にかかわる法整備支援についても研究している。
おもな著作
- 『カンボジア憲法論』 勁草書房, 1999.
- 「カンボジアにおける社会問題と法―人身取引取締法制の展開を中心に―」 『カンボジア新時代』 アジア経済研究所, 2006.
- 「カンボジアにおける司法改革の現状と課題」『法整備支援と司法改革:アジア法整備支援―体制移行国に対する法整備支援のパラダイム構築―報告書』 (第7巻) 名古屋大学法制国際教育協力研究センター, 2006.
- 「ポスト紛争国家における国民和解―カンボジアにおけるクメール・ルージュ問題―」 関西大学法学研究所研究叢書 34, 2006.
- 「カンボジアにおける女性の権利―ドメスティック・バイオレンス防止法制の展開を中心に―」 関西大学法学研究所研究叢書 36, 2007.
- 「カンボジアにおける障害と開発」 『開発途上国の障害者と法―法的権利確立の観点から―』 アジア経済研究所, 2009.
ひとこと
発展途上国における法制度を理解することは,そもそも法律家だけに課せられた課題ではなく,国際協力にかかわるあらゆる分野の専門家にとって必須の課題だと考えています。
オフィスアワー・連絡先
オフィスアワーは特に設けない。研究室在室中は随時対応する。