神戸大学

神戸大学大学院国際協力研究科(GSICS)

研究科長からのメッセージ

研究科長

神戸大学大学院国際協力研究科は、1992年に設立されました。当時は、長きに渡った東西冷戦が終結し、国際社会では明るい将来展望が溢れていました。同じ頃、「バブル景気」を謳歌した直後の日本は、その余韻の中にあり、殆どの人々は、自らがそれから30年も続く長い経済低迷の入り口にいる、と考えもしませんでした。


そしてそれから31年たった今、我々は当時の人々が予測もしなかった状況の中にいます。2022年に開始されたロシアとウクライナの戦争は終結の兆しはなく、アジアでも台湾海峡をはじめとする各地域で、戦争の危機が囁かれています。日本は依然、経済低迷の中にあり、人口は減少を続けています。世界経済もまた、2020年に勃発した新型コロナ禍のダメージを払拭しきれないままにあります。


世界は、そして我が国は深い不安の中にあり、我々の行く先には暗雲が垂れ込めている様に見えます。それではその様な時、我々には何が出来るのでしょうか。その答えの一つは、来るべき様々な危機に備え、それを乗り切り、この世界を少しでもより良きものとする為に、高度な専門知識を身に着ける事です。そうして、我々と我々の社会、そして大事な人々を守り、育て、より良い未来へと導く事です。


国際協力研究科はそんな世界と我が国を憂い、しかし、その将来が必ずや良きものとなる事を信じて、学問と人間の英知から学ぶ人々の為の大学院です。研究科長室の扉を開けて、皆さんのお越しをお待ちしています。神戸へ是非お越しください。

神戸大学大学院 国際協力研究科
研究科長・教授
木村 幹

国際協力研究科について

研究科長からのメッセージ

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